インコム・ジャパン株式会社は、株式会社ミニストップと提携し、「Amazonギフトカード×電子マネーWAONキャンペーン」を2026年10月13日から10月19日までの7日間、全国のミニストップ店舗で実施している。
内容は、対象商品の購入金額の1%分のWAON POINTを即時進呈するものだ。対象商品はAmazonギフトカードで、金額は1,500円から50,000円までとなる。対象となる決済は電子マネーWAON(WAONタッチを含む)に限られ、各種JMB WAONは対象外だ。
このキャンペーンで押さえておきたいのが、決済手段を限定している点だ。同じ商品を買っても、現金やクレジットカードで支払えばポイントは付かない。WAONはイオングループの電子マネーで、ミニストップも同グループに属する。商品の販促でありながら、グループ内の決済手段の利用を促す構成になる。
商品の販促と決済の誘導を同じ企画で進める形は、2つの目的を1回のキャンペーンに収める組み立てにあたる。ギフトカードの販売額を伸ばすだけであれば、決済手段を問わずポイントを付ける方が参加しやすい。決済を絞る条件を加えることで、WAONの利用件数も同時に動く形だ。
付与額を購入金額に対する比率で設定している点も、商材の性質と関わっている。対象のギフトカードは1,500円から50,000円までと幅があり、上限は下限の約33倍だ。1%という比率であれば、1,500円の購入で15ポイント、50,000円の購入で500ポイントとなる。定額で設定する場合と違い、高額の購入ほど付与も大きくなる。
ギフトカードは単価が高い商材のため、1%でも金額として意識される水準になる。食品や日用品で同じ比率を設定しても付与額は小さいが、数万円の購入であれば数百ポイントが付く計算だ。
即時進呈という形も、購入の場面に関わってくる。後日の付与であれば、客が受け取るまでに時間が空く。レジでの支払いと同時にポイントが付けば、その場で結果が分かる。
期間を7日間に絞っている点は、購入の時期を動かす設計にあたる。ギフトカードは必要になったときに買う商材だが、ポイントが付く期間が示されていれば、予定を前に寄せる判断も生じる。短い期間に集めることで、販促の効果も測りやすくなる。
併用の条件も示されている。会員登録限定の「いつでもポイント2倍企画」とは併用できる。複数の企画を重ねられる形にすることで、既に会員になっている客にはさらに条件が良くなる。
ギフトカードの販売は、小売の収益構造のなかでも性質が異なる商材にあたる。レジで有効化する仕組みのため、棚に並んでいる状態では金額が入っていない。在庫として置く際のリスクが小さく、販売した時点で手数料収入が発生する形だ。専用の棚やレジ周辺に置かれることが多く、売場の面積に対する売上も計算しやすい。
注意事項として、購入後の返品・交換はできないとしている。キャンペーンはインコム・ジャパンとミニストップが提供するもので、キャンペーンに関する問い合わせはAmazonでは受け付けていない。
インコム・ジャパンは、国内の大手小売やECなど数万店舗のPOS・決済システムと接続し、200社を超えるブランドパートナーと提携している。24時間365日の監視体制を備えているとしている。同社は2008年1月設立で、本社は東京都新宿区、資本金は2億円だ。