株式会社マキヤは、「-FUJI- マキヤ感謝フェスタ 2026『もしもに備える「地域と未来」』」を2026年11月8日11時から16時まで、富士市広見公園(静岡県富士市伝法46-1)で開催する。入場は無料で、後援は富士市だ。会場は同社本部から徒歩10分の場所にある。
この企画で押さえておきたいのが、対象の設定だ。地域住民、取引先、従業員の家族の3層を挙げている。
客に向けた催しと、取引先との関係づくり、社内向けの企画を1つのイベントにまとめる構成になる。小売のイベントは来店客を対象とするものが中心だが、仕入先や従業員の家族を同じ場に集める形は性質が異なる。従業員の家族が勤め先の様子を見る機会になれば、働く環境についての理解にもつながる。
会場の設定も変更している。昨年の来場者が多かったため、今年は公園を会場にして規模を広げたとしている。
店舗の敷地や駐車場で開く形から公園に移せば、広さは確保できる一方、使用には自治体の許可が必要になる。富士市の後援を得ている点も、公園という場所を使う構成と関わる。本部から徒歩10分という立地であれば、運営に当たる人員の移動も負担にならない。
テーマには防災を掲げている。内容としては、公園内を回遊する防災をテーマにした謎解き、煙ハウスや消火器を使った防災体験(予定)が組まれている。ステージイベントには、防災グッズを使ったチャレンジやクイズも含まれる。
小売が防災を軸にイベントを開く構成は、業態の役割と結びついている。災害が起きたとき、食品や水、日用品を扱う店舗は地域の供給拠点になる。平時から防災について伝える場を設ければ、店の位置づけも示せる。防災用品の販売という面でも、普段は意識されにくい商材に触れる機会が生まれる。
煙ハウスや消火器の体験を含めている点は、運営上は外部との連携が前提になる。これらの設備や指導は消防などの協力がなければ用意しにくい。後援を自治体から得ている構成も、この種の体験を組み込む際の条件と重なる。
ステージでは吹奏楽、ダンス、バンド演奏を予定している。クイズやチャレンジには景品も用意する。キャラクターが登場するじゃんけん大会も行う。
物販としては、グループの野菜直売コーナーを設ける。キッチンカーやマルシェも予定している。
野菜の直売を組み込む形は、普段の売場とは別の売り方になる。公園という場所で対面で売る構成であれば、生産や仕入れの背景を直接伝えられる。イベントに来た客が、その場で商品を買う流れも作れる。
案内の方法も複数用意している。チラシ、ホームページ、公式Instagram、店内放送を挙げている。
店内放送を案内の手段に含めている点は、小売が持つ接点の使い方にあたる。チラシやSNSは店外に届く手段だが、店内放送は既に来店している客に向けたものだ。買い物の最中に聞く形であれば、普段その店を使っている層に確実に届く。
同社は、地域とのつながりを深めること、防災・安全の取り組みを広く伝えることを目的に掲げている。