グンゼ株式会社は、つかしん天然温泉「湯の華廊」のリラクゼーションスペース「癒し蔵」の8周年を記念したキャンペーンを2026年11月4日から11月28日まで実施する。企画は6本で、期間を分けて順次展開される。

施設は兵庫県尼崎市にあり、運営はグンゼの連結子会社であるグンゼ開発株式会社だ。同社は商業施設「グンゼタウンセンターつかしん」を運営しており、湯の華廊はその中にある。温浴施設が商業施設の中に組み込まれる形で、買い物に来た客と入浴に来た客の双方が同じ敷地を使う構成になる。

企画の前半は3本だ。11月4日から6日までは華もみ・あかすりの10分延長券が配布される(有効期限11月30日、オプションメニューとの併用は不可)。11月9日から13日までは「癒し蔵優待ウィーク」で、当日入浴と癒し蔵の利用が会員1,200円、一般1,300円になる。11月16日から20日までは和食処「銀ゆば」の雪花みるくかき氷の割引券が配布され、980円が500円になる。

後半も3本ある。11月21日から23日までは湯の華廊+癒し蔵の電子回数券の購入で会員ポイントが8倍になる。11月22日は「癒し蔵誕生&いい夫婦の日」で、中学生以上の2名であれば関係を問わず2名分の当日入浴が1,300円になる(通常1,960円)。11月22日から28日までは「いい風呂ポカポカウィーク」で、唐辛子を含む8種のハーブを砕いて配合した100%天然の健美薬湯「燃」が登場する。

この企画で押さえておきたいのが、企画を置く曜日の分け方だ。11月4日から28日までの25日間のうち、企画が設定されていないのは7日、8日、14日、15日の4日だけになる。この4日はいずれも土曜と日曜だ。前半の3本(11月4日〜6日、9日〜13日、16日〜20日)はすべて平日のみで構成され、土日には何も置かれていない。一方で後半は11月21日の土曜から始まり、22日の日曜に夫婦の日を置く形になる。温浴施設は土日に来客が集中する業態で、平日の集客に課題が生じる部分がある。前半で平日に特典を集め、後半で土日を含めて展開する構成になっている。

価格の設計にも対応関係がある。夫婦の日の通常料金1,960円は2名分で、1名あたり980円の計算だ。この980円は雪花みるくかき氷の通常価格980円と一致する。入浴1名分とかき氷1杯が同じ価格という関係で、かき氷を500円に下げる企画は入浴料の約半額分を値引きする形になる。割引額は480円、割引率は約48.98%だ。

もうひとつの一致もある。夫婦の日の2名1,300円は、優待ウィークの一般料金1名1,300円と同額になる。優待ウィークは入浴と癒し蔵の利用を含む価格で、夫婦の日は入浴のみの価格だが、金額としては2名で1名分の水準に設定される形だ。通常1,960円からの割引額は660円、割引率は約33.67%で、1名あたりは650円の計算になる。通常の980円に対して約66.33%の水準だ。

優待ウィークの位置づけも見ておきたい。同社はこの平日価格が通常の木曜の会員特典と同額であるとしている。つまり普段は週1日に限られる特典を、優待ウィークの期間は平日5日に広げる構成だ。1週間あたりの対象日は5倍になる計算で、新しい価格を設定するのではなく既存の特典の適用日を増やす形になる。運用の側から見ると、価格体系を変えずに対象日を広げる形であれば、レジでの処理や案内の内容は普段の木曜と同じで済む部分がある。

8という数字の使い方も周年と対応している。電子回数券の購入で付くポイントは8倍で、8周年に対応する形だ。健美薬湯「燃」に配合されるハーブも8種類になる。周年の数字を倍率と素材の点数の両方に当てる構成で、企画の名目と内容が数字で結びついている。

癒し蔵の設備も示されている。温暖ルームは空調で室温より約2〜3℃高い状態を保つ設計で、入浴後の体温を保ち代謝を助ける位置づけだ。同社は血行に関わる悩み、特に女性の冷えへの効果に触れている。巣ごもりコーナーには琉球畳とヨギボーの座席が置かれ、マンガが約10,000冊ある。品揃えは来場者の希望に応じて入れ替えられる形だ。

営業時間は本館が午前10時から午後24時まで(最終受付23時)、癒し蔵の別館が午前10時から午後23時まで(最終受付22時)になる。本館が14時間、癒し蔵が13時間で1時間の差があり、最終受付はいずれも閉館の1時間前だ。11月は休館日が設定されていない。

癒し蔵の8周年は2018年の開設にあたる。グンゼの創業は1896年8月で2026年で130年になり、癒し蔵の8年はその約16分の1の期間だ。本社は大阪市北区梅田、代表者は岡高広氏、資本金は260億7,100万円で、東証プライム市場に上場している。

出典:グンゼ株式会社 プレスリリース