米食品スーパー大手アルディ(ALDI)は2026年9月22日、フレッシュタイプの調理済み食品「レディメイド・ミールズ(ready-made meals)」の新シリーズを、10月から初めて発売すると発表した。1人前サイズ5品とファミリーサイズ2品の計7品からなるラインアップで、たんぱく質を豊富に含み満足感のある一皿や定番の家庭料理、世界各国の料理からヒントを得たレシピをそろえている。同社は自らを「米国で最も急成長しているスーパーマーケット」と位置づけており、米国の消費者の61%が購入時に利便性を重視していると答えているという調査結果を踏まえ、価格を抑えつつも品質を犠牲にしない選択肢として、この新シリーズを投入するとしている。

商品は、鶏むね肉やスモークした牛のブリスケット、本物のチーズ、手作りソースなどを使用し、たっぷりとした量が特徴。1人前あたり30〜46グラム、ファミリーサイズの1食分あたり16〜22グラムのたんぱく質を含むという。価格は、1人前サイズが8ドル未満、ファミリーサイズが15ドル未満と、アルディならではの低価格を維持している。

具体的な商品ラインアップは、1人前サイズが「ビーフ・ボロネーゼ・スパゲティ」「ビーフブリスケットとホワイトマカロニ&チーズ」「バターチキン&ライス」「チキン・ブリトーボウル」「チキン・フェットチーネアルフレード」の5品。ファミリーサイズは「チキン&ベーコン・マカロニ&チーズ」「ミートラバーズ・ピザベイク」の2品となっている。いずれも冷凍ではなく生鮮のまま販売され、電子レンジまたはオーブンで数分温めるだけで食べられるという。店舗内では、入り口付近の冷蔵食品コーナーに陳列される予定。

アルディへ商品を供給するキッチン・フード・カンパニーのフード部門責任者テリー・ジャクソン氏は、「このシリーズを開発するにあたり、数百種類ものレシピを試作し、開発当初から品質を最優先の基準としてきた」とコメント。「時間がない時でも、食卓に並ぶ料理を楽しみにしてもらえるよう、しっかりとした味わいと際立つ食材にこだわった」と述べた。アルディ米国法人のバイイング担当バイスプレジデントであるジョーン・カバノー氏も、「当社の買い物客は、品質を犠牲にせず、予算も圧迫しない、忙しい生活に合った食事を求めている」とした上で、「アルディがいつも提供してきた、新鮮な食材と優れた味わい、そして圧倒的なお得感を届けることで、買い物客のニーズに応えていく」と説明した。

新シリーズは10月上旬から一部店舗で順次展開を始め、秋を通じて対象店舗を拡大し、2027年1月までに全米展開を完了する予定。加えて、今後1年間にわたり毎月新たな商品を期間限定商品「アルディ・ファインズ」として追加していく計画だという。

温め方については、1人前サイズは電子レンジ対応皿にトレーごと乗せ、フィルムをはがさずに強で3.5〜4.5分(メニューにより異なる)加熱し、1分ほど置いてから食べる仕様。加熱中にパッケージが膨らむことがあるが、想定内の現象だとしている。ファミリーサイズはオーブンを摂氏約177度(華氏350度)に予熱し、フィルムを外してアルミホイルをかけた状態で30分焼いた後、ホイルを外してさらに10分、内部温度が華氏165度(摂氏約74度)に達するまで焼き、2分置いてから提供する。

Sources: