ブックオフグループホールディングス株式会社は、「ブラックフライデーとリユースに関する調査」の結果を2026年10月8日に公表した。調査日は2026年9月18日、有効回答は1,016名(設問により変動)で、方法はインターネット、対象は国内在住の20歳から69歳の男女だ。

認知度については、ブラックフライデーを知っている人が97.5%、購入経験がある人が73.0%だった。今年について購入する予定または検討中の人は52.6%を占める。

予算は1万円未満が46.5%で、このうち5,000円以上1万円未満が最も多かった。半数近くが1万円に届かない水準で、1点あたりの単価が高い商品より、日用品や消耗品をまとめて買う行動に向く金額帯といえる。

購入経験者723名への設問では、購買の実態が示されている。予定外の物を買った人が47.2%、必要以上の量を買った人が43.9%だった。

いずれも4割を超える水準で、セールという場面では事前に決めていなかった購買が起きていることになる。売場の側から見れば、関連陳列や特価の打ち出しが効いている状況を示す数字だ。一方で、同じ設問群では購入後の状況も尋ねている。ほとんど使わなかったが18.0%、後悔したが15.1%、収納に困ったが12.7%、そのまま保管しているが12.6%となった。

買った後に使われなかったという回答が2割近くに達する点は、継続して買われるかどうかに関わってくる。セール時の販売が伸びても、使われないまま終わった経験が次回の購買意欲を下げる可能性がある。

同社は自宅の状況についても尋ねている。「1年以上使っていないが、まだ使える物」がある人は84.5%だった。不要な物を持ち続ける理由の1位は「いつか使うかもしれない」で48.9%、仕分けや手続きの面倒さも理由に挙がった。

こうした結果を踏まえ、同社はセール前に家の中を整理し、使っていない物を手放してから必要な物を買う習慣を提案している。ブラックフライデーで買い物をする前に家の物を見直し、必要に応じて手放したい人は60.5%だった。

提案は3つのステップで示されている。家の中を見直して必要に応じて手放すこと、買う前に持っている物・足りない物・収納できる量を確認すること、新品に加えてリユース品も含めて選ぶことだ。

整理や手放しに期待することとしては、収納スペースの確保が51.2%、予定外の買い物の削減が46.5%、必要な物の明確化が44.2%、重複購入の防止が40.2%という結果になった。

リユース品を選択肢に入れたい人は52.5%で、20代と60代の差は24.5ポイントあった。年代によって受け止め方が分かれる結果だ。

「グリーンフライデー」については、認知が45.9%、考え方への共感が72.2%となった。今後実行したいこととしては「本当に必要な物だけを買う」が51.2%で最多だった。認知は半数に届かない一方、内容を知った後の共感は7割を超える構造になる。

なお同社は、調査結果とあわせて自社の買取サービスも紹介している。大型店で複数ジャンルをまとめて売却できる「BOOKOFF SUPER BAZAAR」、自宅から送れる「ブックオフ宅配買取」、商業施設などに設置された不要品回収ボックス「R-LOOP」(全国約770か所、2026年5月末時点)、買取相談カウンターの「Rehello by BOOKOFF」、百貨店内の買取専門店「hugall」などだ。買取査定額を任意のプログラムに寄付できる「キモチと。」もある。

同社は国内外で約830店舗を運営し、国内の年間利用者は約8,800万人、年間の売買点数は6億8千万点を超えるとしている。

なお調査の割合は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。

出典:ブックオフグループホールディングス株式会社 プレスリリース