株式会社平和堂は、「2026平和堂 冬ギフト」の受付を2026年10月9日に開始した。期間は12月24日までで、平和堂162店舗とインターネットショップで注文を受け付ける。一部店舗では店頭注文を扱っていない。

カタログの掲載点数は1,093点で、内訳は食品が1,014点、非食品が79点だ。価格は本体700円から50,900円までの幅を持たせ、本体価格2,500円以上のカタログ掲載商品は送料無料となる。

この企画で押さえておきたいのが、期間と特典の組み立てだ。受付自体は12月24日までだが、HOP会員向けの早期購入割引は11月30日で終了する。この期間に買えばカタログ掲載商品が本体価格から10%引きになる。酒類、商品券、ギフト券などは除外される。

割引の期限を受付終了の約3週間半前に置く形は、注文を前倒しさせる設計にあたる。ギフト商材は配送の集中が12月に起きるため、11月中に注文を集められれば出荷の平準化につながる。買う側から見ても、早く決めれば1割引きという条件は分かりやすい。

インターネットショップの受付は12月9日までで、店頭より早く締まる。こちらにも別の特典を用意している。初めて購入する人はHOPポイントが10倍、過去に購入経験がある人は5倍となる。対象商品には300ポイントから1,000ポイントが追加され、対象アイテムは46点増えた。利用にはHOPポイント番号の事前登録とネットショップの会員登録が必要で、ポイントの加算は2027年1月末頃を予定している。

店頭とネットで特典の内容を分けている点は、どちらに誘導したいかが読み取れる部分だ。店頭側は10%引きという値引き、ネット側はポイント倍率とボーナスポイントという構成になる。ネットの初回10倍と既存5倍という差も、新規の会員登録を取りにいく設計だ。ギフトは年に1、2回しか使わない購買のため、一度ネットで注文してもらえれば次回の受付でも同じ経路を使う可能性が出てくる。

店頭向けにもボーナスポイントは用意されており、対象商品に100ポイントから500ポイントが追加される。こちらは12月24日まで続く。

商品の構成では、自宅用やカジュアルな贈り物の需要を見込んだ品揃えを拡充したとしている。ギフトの形が多様化し、お歳暮だけでなく家族や友人と楽しむ用途、自宅用として選ばれる機会が増えているという説明だ。想定する客層は30代から40代の子育て世代や少人数世帯で、ご褒美や自宅用の需要を挙げている。キャッチコピーは「ちょっと特別なひとときを。」としている。

お歳暮の枠から外れた使い方を前提に品揃えを組む形は、ギフトカタログの位置づけが変わってきていることを示している。贈答用であれば相手の好みに合わせて無難な定番を選ぶ流れになるが、自宅用であれば量や内容を自分の都合で決められる。送料無料の閾値を本体2,500円に設定している点も、まとめ買いを前提にしない価格帯から使える形だ。

肉類では、自社ブランド「あじわい牛」のローストビーフ、希少部位のしゃぶしゃぶ食べ比べ、「あじわい豚」のしゃぶしゃぶセット、「健美鶏」のモモと鴨つくねのセットを揃える。このほか、パテ・ド・カンパーニュや生ハムなど7種を詰め合わせた洋風おせち、「アンリ・シャルパンティエ」のフィナンシェサンドアイスが並ぶ。

魚介と果物では、北海道産ほたて貝柱1kgを冷凍で届ける「たっぷりほたて貝柱」、りんごと洋ナシ、柿を組み合わせた「冬のフルーツ宝石箱」を用意する。地域色を出した商品としては、2府9県の銘品を集めた「じもとのうまいもの」、名店の味を自宅で楽しめる「自宅でこだわりグルメ」がある。

プライベートブランド「E-WA!」からは、平和堂特命ゼネラルマネージャーを務める西川貴教さんがすすめるカレーや海苔の詰め合わせを掲載している。

なお、内容やスケジュールは予告なく変更される場合がある。

出典:株式会社平和堂 プレスリリース