SDRS株式会社は、2026年10月15日、業務用の全自動ドリップ式コーヒーマシン「CRYSTAⅢ(クリスタ スリー)」を発売した。メニューに合わせて豆の挽き目を自動調整する機構や、新型の抽出ユニットを搭載。画面に表示できるメニュー数を従来の10種類から最大64種類に拡大したほか、洗浄時間を従来機比で約60%削減した。
「CRYSTA」シリーズは、ホテルやカフェなどに向けた業務用コーヒーマシン。新製品は、浅煎り・深煎りの使い分けや高濃度のカフェラテ、大容量サイズなど、飲食店で扱うコーヒーメニューの多様化を背景に開発した。スタッフの熟練度に左右されにくい品質の維持と、日々の清掃・メンテナンス負担の軽減にも対応する。
新たに搭載した「自動粒度可変グラインダー」は、豆の挽き目をメニューごとに設定した値へ自動調整する機構だ。ブレンドコーヒーやカフェラテなど、それぞれのメニューに応じた粒度で豆を挽くことができる。
抽出部分には、ペーパードリップ式の「新型ブルワーユニット」を採用した。メニューごとに抽出プロセスを選択でき、少量の湯で抽出する高濃度抽出モードも備える。同社は、濃厚なアイスコーヒーや、ミルクと合わせるカフェラテなどへの活用を挙げている。バリスタの手淹れ技法を再現した複数の抽出モードにより、異なる味わいのメニューに対応する。
操作部には10.1インチのタッチ液晶ディスプレイを搭載した。表示できるメニュー数は最大64種類で、登録できるレシピ数は96種類。季節限定ドリンクやカスタマイズメニューなども扱える仕様となっている。
清掃面では、従来機から部品点数を減らすとともに、簡単な操作で自動洗浄を行えるようにした。同社によると、全自動ドリップ式コーヒーマシン「CRYSTAⅡ」との比較で、洗浄時間を約60%短縮したという。メニューの拡充に加え、営業時に必要となる洗浄作業の負担軽減を図った。
原料容器は950gのものを3個備え、専用のシルキーミルクユニットとの連携にも対応する。本体寸法は幅300×奥行600×高さ850mm。ミルクユニットは幅250×奥行545×高さ760mmとなる。
ネットワーク機能はWi-Fiに対応している。ただし、配信には初期費用と月額使用料がかかる。なお、発表資料に掲載された製品画像はイメージで、実際の商品とはデザインや仕様が一部異なる場合があるとしている。