株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、「不二家 カントリーマアムアイスサンド」を2026年10月27日から順次発売する。価格は328円(税込354.24円)で、全国のセブン‐イレブン店舗のみの取り扱い、数量限定だ。

不二家のロングセラー「カントリーマアム」の特徴であるしっとりした食感を、アイスでも楽しめるよう開発した商品となる。大きめのカントリーマアム2枚でアイスを挟む構成で、中のバニラアイスには砕いたカントリーマアムを混ぜ込んでいる。

この商品で押さえておきたいのが、生地の配合を変えている点だ。

同社は、クッキー生地の配合を見直し、冷凍しても硬くなりにくくしたと説明している。

クッキーをアイスで挟む形式にする場合、冷凍された状態での食感が問題になる。常温で売る菓子としての配合では、冷凍庫の温度で硬くなることがある。食べる際に歯が立たない状態になれば、商品として成立しない。

アイスサンドという形式自体は、既にある商材にあたる。モナカやビスケットで挟む商品が売場に並んでいる。それぞれの素材には、冷凍の状態で食べられる特性が求められる。

カントリーマアムの特徴はしっとりした食感とされている。この特徴を保ちながら冷凍に対応する形は、元の商品とは別の配合になる。同じ名前の商品でありながら、生地の設計が変わる構成だ。

素材の使い方も2通りある。外側のクッキー生地に加えて、中のバニラアイスにも砕いたカントリーマアムが混ぜられている。

外側だけに使う形であれば、中身はアイスのみになる。砕いたものを混ぜ込めば、食べ進めた部分でも同じ素材が出てくる形だ。担当者はコメントの中で、どこから食べても親しみのある味を感じられるとしている。

売場の面では、この商品は置かれる場所が元の商品と異なる。

カントリーマアムは常温で売る菓子で、菓子の棚に並ぶ。アイスサンドは冷凍ケースに入る。同じブランドの商品が、店内の別の場所に置かれる形になる。

菓子を買う客と、アイスを買う客は来店の目的が重なる場合もあるが、見る場所は別だ。菓子の棚を見る客は冷凍ケースを通らないこともある。同じブランドで売場をまたぐ形は、接点が増える構成になる。

販売の条件も見ておきたい。この商品はセブン‐イレブン限定で、数量限定となる。

メーカーのブランドを特定のチェーンでのみ扱う形は、品揃えの差別化になる。カントリーマアムという名前は広く知られているが、このアイスサンドは他の店では買えない形だ。

数量限定という設定は、販売の期間を日付で区切らない構成になる。予定数量が終了すると販売を終える可能性があるとされているため、動きが早ければ早く終わる形だ。

価格は328円で、税込では354.24円になる。アイスの売場では高い水準に入る価格帯だ。1個で完結する商品であり、箱で複数個入る形ではない。

担当者は、長年愛されてきたカントリーマアムの魅力をそのままアイスで楽しんでほしいという思いから企画したと説明し、冷凍下でも本来の食感を保つ配合にこだわったとしている。自宅でのカフェタイムや、一日の終わりのくつろぎの時間に合うとされる。

なお、店舗により価格や取り扱い、商品名・規格が異なる場合がある。税込価格は軽減税率適用の消費税8%で表記されている。

出典:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン プレスリリース