株式会社はくばくは、雑穀ごはんでカレーを食べることを提案するプレゼントキャンペーン「穀うまカレーにしようキャンペーン」を実施する。第一弾の応募期間は2026年11月1日から2027年1月31日まで、第二弾は2027年2月1日から4月30日までになる。
応募は対象商品のレシートを撮影し、LINE公式アカウントを友だち追加した上で、応募コースを選んでレシートをアップロードする形だ。対象商品を2点購入するA賞と、1点購入するB賞に分かれる。
A賞の賞品は2種類から選ぶ形になる。第一弾は京の米老舗 八代目儀兵衛「十二単『華ざかり』」のお米2合×9個、または松坂牛の食べ比べレトルトギフト8袋で、合計30名だ。第二弾は同店の厳選米「新之助・扇霞」2kg×2個、または米沢牛の肩ロース上選500gで、合計29名になる。B賞はデジタルギフト「えらべるPay」で、第一弾800名、第二弾800名だ。
対象商品は4点になる。「十六穀ごはん」は180g(30g×6袋)とお徳用450g(30g×15袋)、「もち麦」は600g(50g×12袋)と800gだ。販売は全国のスーパーマーケット、ドラッグストア等になる。同社はAI味覚センサーによる調査として、カレーには白米以上に雑穀ごはんがマッチするとしている。
このキャンペーンで押さえておきたいのが、購入点数を増やすと当選の枠が縮む構造だ。対象商品を1点買えばB賞に応募できて当選枠は各弾800名、2点買えばA賞に応募できるが当選枠は30名と29名になる。A賞の合計59名はB賞の合計1,600名に対して約3.69%で、B賞がA賞の約27.12倍の枠を持つ構成だ。通常の販促では購入点数が多いほど有利になる形が多いが、ここでは点数を増やすと応募できる賞のランクは上がる一方で当選の確率は下がる形になる。応募コースを選ぶ仕組みなので、客は賞品の価値と当選のしやすさのどちらを取るかという判断になる構成だ。
A賞の当選者数にも細かい差がある。第一弾が30名、第二弾が29名で1名の差になる。A賞はそれぞれ2種類の賞品から選ぶ形で、30名であれば15名と15名に分けられるが、29名は均等に割れない形だ。14名と15名のような配分になる構成で、第二弾の賞品が米2kg×2個と米沢牛500gという内容から、調達できる数量の都合が表れた形とも読める。2弾を合わせると59名で、こちらも奇数になる。
期間の組み方は切れ目がない。第一弾は11月1日から1月31日までの92日間、第二弾は2月1日から4月30日までの89日間で、合計181日、約6か月になる。第一弾の終了日の翌日が第二弾の開始日で、空白の日が入らない構成だ。第一弾が第二弾より3日長いのは、含まれる月の日数の差による形になる。年末年始を含む第一弾と、年度末を含む第二弾という区切りだ。賞品の内容を弾ごとに変える形は、同じ客が2回応募する動機にもなる構成になる。
対象商品の規格も検算できる。「十六穀ごはん」の180gは30g×6袋、お徳用450gは30g×15袋でいずれも計算が合う。お徳用は容量が2.5倍、袋数も2.5倍で一致する形だ。1袋あたりの量を変えずに袋数だけ増やす構成で、使う側は1回に使う量が同じになる。小分けの袋は1回分を計量する手間を省く形で、袋数が増えても使い方は変わらない構成だ。
1袋あたりの量は商材で分かれている。「十六穀ごはん」が1袋30g、「もち麦」が1袋50gで約1.667倍の差になる。白米に混ぜて炊く商材で、混ぜる比率が商材によって異なることと対応する形だ。もち麦は白米に対して一定の割合で混ぜる使い方が多い商材で、1回に使う量が雑穀より多くなる構成になる。もち麦600gは50g×12袋で、800gは袋数の記載がないが50gで割れば16袋の計算になる。
賞品にブランド米を選んだ構成も商材の関係を示している。雑穀ごはんやもち麦は白米に混ぜて炊く商材で、米と競合するのではなく一緒に使う関係にあたる。雑穀を売るキャンペーンで米を賞品にしても矛盾が生じない構成だ。もし白米の代わりになる商材であれば、賞品に米を選ぶ形は成立しにくい部分がある。賞品のもう一方が牛肉という構成も、ごはんと合わせる食材という関係になる。A賞の2択はいずれも食卓の主食と主菜にあたる形だ。
カレーという切り口も用途の提案になる。雑穀ごはんやもち麦は健康を目的に食べる商材という位置づけが付きやすい部分があり、味の面で我慢するという印象が残る形もある。カレーと合わせる提案であれば、味で選ぶ理由を示す構成になる。キーワードにはスープカレー、炊き込み、リゾットも含まれており、カレー以外の用途も合わせて提案する形だ。売場の側から見ると、雑穀の棚とカレーの棚は離れている形が多く、関連販売を組むには売場をまたぐ必要がある構成になる。
同社の設立は1941年4月で2026年10月時点で85年6か月になる。本社は山梨県中央市西花輪、代表取締役社長は長澤重俊氏、資本金は9,800万円だ。