ニトリは2026年9月24日、「450L 5ドアファン式冷凍冷蔵庫(NF450LJ1)」の予約受付を開始した。全国のニトリ店舗とニトリネットで12月中旬から発売する予定で、価格は税込99,900円。カラーはダークグレーとベージュの2色を展開する。

新商品は、幅60cmの本体に450Lの容量を備えた家庭向け冷蔵庫。冷蔵室の最上段に、棚板を前後に分割した「とれるん棚」を採用した。手前側の棚板を取り外すことで、最上段の奥に置いた食品を確認し、取り出しやすくする構造だ。

同社によると、開発にあたって家庭での冷蔵庫の使用状況を調査したところ、最上段が十分に活用されておらず、手前には手が届いても奥は見えない場合があることが分かったという。この調査を踏まえ、棚の一部を取り外せる仕様とした。上段側には500ml缶を立てて収納したり、鍋を置いたりすることもでき、収納するものに合わせて庫内の配置を変更できる。

野菜室には、上段ケースで野菜ケースを密閉し、水分が逃げにくい構造にした「まるごとラップ野菜室」を搭載した。同社が示した試験では、周囲温度25℃、ドアの開閉なしの条件で、ラップをかけずにチンゲン菜を10日間保存した際の水分残存率は87.6%だった。試験は、野菜室に収納可能な量の野菜を入れて実施している。

冷凍機能では、温かい料理を入れられる「できたて冷凍ゾーン」を設けた。隔壁によって周囲の食品への影響を小さくする構造で、粗熱を取らずに料理を冷凍できるとしている。ただし、温かい食品を入れる場合は、約70℃以下を目安とする。

食品を素早く凍らせる「特急冷凍」と、食品の熱を奪う「氷結マット」も備えた。同社は、肉や魚の冷凍時に両者を併用することで、ドリップや味の劣化を抑えられると説明している。

ラップで包んだ200gの牛肉を使った同社試験では、氷の結晶が生成されやすいマイナス1~マイナス5℃の温度帯を通過する時間は、アルミプレート上で特急冷凍した場合が約24分。さらに氷結マットをかぶせた場合は約18分だった。いずれも周囲温度25℃、扉を開閉しない条件で測定した。

本体の外形寸法は約幅600×奥行699×高さ1850mm、質量は約92kg。定格内容積450Lの内訳は、冷蔵室238L、野菜室85L、製氷室15L、急凍室20L、冷凍室92Lとなる。年間消費電力量は251kWhで、定格電圧はAC100V。

購入前には、商品仕様や設置について質問できるオンライン相談サービスを利用できる。購入後は5年間の無料保証が付く。メーカー保証期間の1年間が終了した後も、取扱説明書などに沿って適切に使用する中で発生した、製品自体に起因する電気的・機械的な自然故障について、部品交換を伴う無償修理を受けられる。

一部離島での購入や配送には、別途手数料がかかる。同シリーズでは、350Lと250Lの3ドア冷凍冷蔵庫も2027年1月に発売する予定だ。

出典:ニトリホールディングスのプレスリリース