カネテツデリカフーズ株式会社は、発売から70年以上が経つ「野菜フライ」シリーズの新商品「野菜フライ 5種野菜の旨カレー」を2026年10月1日に発売した。内容量は2枚、価格はオープン価格で、全国のスーパーや量販店で扱う。

前身にあたるのが、夏季限定で販売した「野菜フライ 夏野菜カレー」になる。同商品は、2025年3月から8月に発売された水産揚物カテゴリーの新商品のなかで、売上実績が第2位だった。出典は日経POS+RDSの全国データで、JANや規格の変更は除いている。

同社は、夏だけでなく一年を通じて販売してほしいという声を受け、季節を問わず販売する通期商品として改めて発売した。期間限定品を定番へ切り替えた格好にあたる。

商品の特長は3点ある。

1点目は野菜の配合比率で、魚のすり身に5種類の野菜を約45%加えてパン粉を付けて揚げた。使用するのは、ざく切りの玉ねぎとキャベツ、かぼちゃ、にんじん、トマトになる。

2点目がキャベツの追加だ。前身商品の味わいを生かしつつ、シリーズの特長であるざく切りキャベツを新たに配合した。これにより玉ねぎ、かぼちゃ、にんじん、トマトに1種が加わっている。

3点目は調理の手軽さになる。加熱済みのため、そのまま食べられる。温めるとカレーの風味が引き立つという。夕食の一品、弁当、おつまみなど複数の場面を想定している。

シリーズの「野菜フライ」は1955年の発売にあたる。胡椒を効かせた魚のすり身に、大きめにカットした約40%の野菜を加え、パン粉を付けて揚げた商品で、使用する野菜は玉ねぎとキャベツになる。調理の手間を削減できる惣菜として開発され、当時は珍しかった洋食風の味わいを特長としてきた。

新商品は野菜の配合比率が約45%で、既存品の約40%より高い。

同社は、パンとの組み合わせを軸にした30日分の朝食レシピも公開している。

カネテツデリカフーズは2026年3月に創業100周年を迎えた魚肉練り製品メーカーにあたる。1990年に全商品で合成保存料の無添加を実現し、2018年には練り製品工場として初めて3つの食品安全管理システム認証を取得した。現在もFSSC22000認証を維持している。

出典:カネテツデリカフーズ株式会社 プレスリリース