森永製菓株式会社は、デザートアイス「ザ・クレープ〈ストロベリー〉」を、2026年10月19日からコンビニエンスストアで順次先行発売する。12月14日からは全販売ルートに拡大し、期間限定で展開する。
同商品は、いちごミルクアイス、いちごソース、いちごクッキークランチ、ホイップをクレープシートと組み合わせたもの。製品中のいちご果汁は10%。なめらかなアイスやソースに、クランチとクレープ生地の異なる食感を重ねている。
今回の特徴は、ピンク色のクレープシートを採用した点だ。2012年にブランド名を「ザ・クレープ」に変更して以降、ピンク色のシートを使うのは初めてとなる。
開発では、味や食感に加え、店頭で商品を見た際の印象にも着目した。同社は、スイーツとしての見た目や上質感を表現するため、シートの素材選定から見直したとしている。シートだけで20パターン以上、製品全体でも10パターン以上を試作し、約1年をかけて開発した。
クレープシートには、冷凍状態でももちもちした食感を保つため、特別な加工でんぷんを使用している。同社によると、この食感は特許技術に支えられており、関連する特許番号は第5960897号。冷凍すると硬くなりやすいクレープ生地の性質に対応した製法となる。
中身には、いちごミルクアイスのほか、甘酸っぱいいちごソースといちごクッキークランチを使用した。ホイップも加え、食べる部分によって味わいや食感が変化する構成としている。ピンク色の生地と合わせ、いちごをテーマにしたデザートアイスに仕上げた。
開発の背景として同社は、アイスを自分へのご褒美や休憩時のスイーツとして楽しむ需要を挙げている。「ザ・クレープ」では、クレープ生地の食感や、複数の素材による味わいの変化を特徴として商品を展開してきた。同社発表によると、2026年6月時点のブランド売上は、3年前と比べて約1.8倍となっている。
商品担当者は、今回のストロベリーについて、味わいだけでなく、売場で商品に出会う段階からスイーツとして楽しめる商品を目指したと説明している。従来のクレープ生地の特徴を維持しながら、色合いや中身の組み合わせを見直した。
販売は10月19日からのコンビニエンスストア先行と、12月14日からの全販売ルートへの拡大という2段階で進める。秋から冬にかけて、期間限定商品として展開する予定だ。