株式会社マルエツは、オリジナル中華惣菜シリーズ「五満悦中華」から「一粒満足!大粒肉焼売」を2026年10月15日に発売した。1粒に40gの肉を使い、肉の割合を高めた商品だ。

価格は3つの容量で設定されている。4個入りが税抜299円(税込322円)、6個入りが税抜399円(税込430円)、8個入りが税抜580円(税込626円)となる。

この商品で押さえておきたいのが、容量ごとの単価だ。税抜価格で1個あたりを計算すると、4個入りが約74.8円、6個入りが66.5円、8個入りが72.5円になる。最も安いのは6個入りで、8個入りは6個入りより単価が高い。

容量が増えるほど単価が下がる構成が一般的だが、この商品では6個入りが底になっている。追加分で見ると、4個入りから6個入りへは2個増えて100円の差で、1個あたり50円の追加だ。一方、6個入りから8個入りへは2個増えて181円の差で、1個あたり90.5円となる。

この設計では、6個入りが選ばれやすい形になる。4個入りを検討している客にとっては、100円の追加で2個増えるため6個入りに移る理由が生まれる。一方で、6個入りからさらに2個増やす場合は追加の負担が大きくなる。世帯の人数や食べる量に応じて選ぶ商材で、中間の容量に価格の優位を置く構成になる。

肉の量を容量ごとに計算すると、1粒40gを前提に、4個入りが160g、6個入りが240g、8個入りが320gとなる。1粒あたりの肉の量を数字で示す形は、他の焼売と比べる際の材料になる。惣菜の売場では同種の商品が並ぶため、具体的な数値を出せれば違いを伝えやすい。

味の設計についても説明がある。しょうがの香りで後味を軽くし、オイスターソース、ごま油、香辛料を使って本格中華を思わせる味わいにしたとしている。肉の割合を高めた商品は重さが出やすいため、後味を軽くする要素を加える組み立てだ。

シリーズとしての位置づけも見ておきたい。「五満悦中華」は、味、香り、食感、食材、調理法の5つの満足を掲げるシリーズだ。同シリーズには、今年リニューアルされて人気No.1とされる「五満悦餃子」、デリカセンターで製造する「肉感たっぷり!中華肉団子」、春巻きなどが並ぶ。

5つの観点を名前に込めてシリーズを束ねる形は、売場での見せ方に関わってくる。中華惣菜は餃子、焼売、肉団子、春巻きと品目が分かれるが、同じシリーズ名で括れば棚のなかでまとまりが出る。1品を買って気に入った客が、同じシリーズの他の品目に移る流れも作れる。

既存の商品に人気No.1とされる餃子がある点も、新商品を出す際の条件になる。シリーズ内に実績のある商品があれば、その名前を手がかりに新商品も手に取られる余地が生まれる。

デリカセンターでの製造に触れている点は、惣菜の作り方の違いを示す部分だ。店内で調理する形と、専用の施設でまとめて製造する形では、品質の揃え方と店舗の作業負荷が変わる。中華肉団子についてデリカセンター製造と明示している構成は、商品ごとに製造の体制が分かれていることを示している。

利用の場面としては、夕食の主役や中華のおかず、おつまみを提案している。

なお、取り扱いは店舗や曜日によって異なる。

マルエツは「ありたい姿」を明文化し、ブランドメッセージ「しあわせいかつ。」に基づいて、顧客、従業員、地域の暮らしを支える「いちばん近い存在」を目指すとしている。

出典:株式会社マルエツ プレスリリース