ロフテー株式会社は、「6重あったか ガーゼケット Brume(ブリュム)」を2026年10月7日に発売した。価格は税込で、シングルサイズが25,300円、ハーフサイズが16,500円となる。

サイズはシングルが約135cm×約190cm、ハーフが約110cm×約135cmだ。組成は綿75%、ウール25%で、カラーはViolet(ヴィオレ)、Marron(マロン)、Gris(グリ)、Mousse(ムース)の4色を展開する。Mousseは一部販路限定となる。販売はロフテー・エアウィーヴ店舗と、同社のオンラインショップ(一部を除く)で行う。

商品の構造が、この製品の軸にあたる。綿100%のガーゼでウール層を包む独自の6層構造で、肌へのやさしさと暖かさを両立させたとしている。ウールを内側に置き、肌が触れる表裏には綿100%のガーゼを使うことで、チクチクしにくい仕立てとした。

素材の弱点に構造で対応する設計といえる。ウールは保温性が高い一方、肌に直接触れると刺激を感じる人がいる。これを理由に避ける層が一定数いるため、表裏を綿で覆う形は購入の判断に関わってくる。ウール特有の縮れ構造が空気を含んで保温性を発揮する点は保ちながら、触感の問題だけを切り離した構成になる。

ボリュームについても比較が示されている。6層構造により、一般的な綿100%ガーゼケットと比べて約1.5倍のボリューム感があるという。重い毛布とは異なり、身体をふんわり包む軽やかな暖かさを特長に挙げている。

使い方は2通りが想定されている。秋口や春先は1枚で、冬はかけ布団と組み合わせる形だ。季節をまたいで使える構成にすることで、売場に置ける期間が延びる。寝具は季節商材として扱われることが多いが、1枚使いと重ね使いの両方を示せば、秋から春まで提案の理由が残る。

家庭で洗える点も、寝具の売場では押さえておきたい要素になる。ウォッシャブルウール糸を採用しており、洗濯機での手入れが可能だ。ウールの製品はクリーニングに出す前提の商品も多く、手入れの手間が購入のハードルになる場面がある。

生産地は綿織物の産地である愛知県三河地方だ。同社は1928年に同じ三河地方で帯芯の製造会社として創業しており、現在は枕を中心とした睡眠ブランドとして事業を展開している。2028年の創業100年を前に、綿製品づくりを見つめ直し、睡眠環境全体から良い眠りを届けたいという考えから本製品を開発したという。

枕を主力とするブランドが寝具の別カテゴリーに広げる形も、構成として見ておきたい。枕と掛け寝具は同じ売場に並ぶ商材で、既存の顧客に対して追加の提案ができる。創業の地と同じ産地で生産している点も、ブランドの説明として使える材料になる。

出典:ロフテー株式会社 プレスリリース