株式会社佐賀玉屋は、「SAGA TAMAYA クリスマスマーケット2026」を2026年10月29日から12月25日まで開催している。会場は南館1階と2階の西側テラスで、所在地は佐賀県佐賀市中の小路になる。

開催日は期間を区切って設定されている。10月29日は単独での開催、10月31日から11月23日までは土曜と日曜、11月27日から12月20日までは金曜、土曜、日曜、そして12月23日から25日の3日間だ。

営業時間は曜日によって分かれる。金曜が17時から19時まで、土曜と祝日が12時から19時まで、日曜が12時から18時30分まで、12月23日から25日は12時から20時までになる。

販売されるのはクリスマスのオーナメント、キャラクターグッズ、ファッション小物、スイーツで、持ち帰りのスイーツや軽食も扱われる。出店者にはitohana(天然石アクセサリー)、ニコラ(米粉パンとマフィン)、ばむへい(消しゴムはんこ)、Wool work koyun(ウール雑貨)、心-SHIN-(手作りキャンドル)が挙げられている。2階の「cafe & dining CLAIRE」では期間限定のホットチョコレートとラテが提供され、テラスにイートインの席が用意される。3メートルを超えるクリスマスツリーがフォトスポットとして設置される。

この企画で押さえておきたいのが、会期のうち実際に開ける日の比率だ。10月29日から12月25日までは58日間あるが、開催日を数えると26日になる。全体の約44.8%で、半分以下という計算だ。残りの32日は開催しない形になる。間を空ける形は週末に絞った運営と対応しており、11月は3日から5日の連続した休みが4回、12月は4日連続の休みが3回入る構成だ。常設のイベントであれば毎日の人員配置が必要になるが、週末だけ開ける形であれば出店者も本業と両立できる部分がある。出店者に個人や小規模な事業者が含まれる構成では、毎日の出店は現実的でない形になる。

曜日ごとの営業時間の差も設計が見える。最も短いのは金曜の2時間で、土曜の7時間に対して約28.6%にあたる。12月23日から25日の8時間と比べれば4分の1の長さだ。17時から19時という時間帯は仕事や学校の帰りに立ち寄る時間にあたり、昼間から開ける土日とは客層が分かれる構成になる。2時間に絞る形であれば設営と撤去の負担も限られる部分がある。一方で金曜に来た客が商品を見て、土日に改めて来るという流れも生じる形になる。

金曜を追加する時期も段階的だ。10月31日から11月23日までは土日のみで、11月27日から金曜が加わる。クリスマスが近づくにつれて開催日を増やす構成で、需要が高まる時期に合わせて週3日に広げる形になる。さらに12月23日から25日は曜日に関係なく3日連続で開き、営業時間も20時までに延ばす形だ。12月25日は金曜にあたるが、通常の金曜の2時間ではなく8時間の営業になる。クリスマス当日までを通常の枠組みから外して扱う構成になる。

総営業時間を計算すると規模が出る。7時間の日が11日、6時間30分の日が8日、2時間の日が4日、8時間の日が3日で、合計すると161時間になる。26日間の平均は約6.19時間の計算だ。会期の58日間で割れば1日あたり約2.78時間となり、通年で運営する売場とは密度が異なる構成になる。限られた時間に集客を集める形で、開催日が事前に分かっていなければ客が空振りする部分もある。

日曜の営業時間も細かく分かれている。土曜が19時までなのに対して日曜は18時30分までで、30分短い構成だ。日曜の夜は翌日の予定を控える客が多い形で、閉店を早める判断と対応する部分がある。土曜と日曜で30分の差を付ける形は、同じ週末でも客の動きが違うことを前提にした構成になる。

テラスという会場の選択も運営の条件に関わる。南館1階と2階の西側テラスで、屋外または半屋外の空間にあたる。屋内の催事場と比べれば天候に左右される形で、雨天や強風の場合の対応が必要になる部分がある。一方で屋外であればイルミネーションやツリーの演出が映える構成で、3メートルを超えるツリーも天井の高さを気にせず設置できる形だ。2階のカフェからテラスにイートインの席を出す形も、屋外の空間を使う構成になる。

出店者の構成も企画の性格を示している。挙げられた5組はいずれも天然石アクセサリー、米粉パン、消しゴムはんこ、ウール雑貨、手作りキャンドルという内容で、小規模な事業者や個人の作り手が中心になる。百貨店の常設の売場に入るには一定の規模と供給力が必要になる部分があり、こうした出店者が売場に並ぶ機会は限られる形だ。週末限定のマーケットという枠組みであれば、この層が出店できる構成になる。百貨店の側から見ると、常設では扱えない商材を期間限定で並べられる形になる。

同社の創業は1930年12月で2026年で96年になる。代表取締役社長は山越悠登氏だ。写真はイメージとされている。

出典:株式会社佐賀玉屋 プレスリリース