西松屋チェーンが公表した2027年2月期第2四半期(中間期)の連結決算は、売上高が前年同期比5.8%増の1,026億3,600万円、営業利益が3.7%減の70億3,200万円だった。経常利益は1.7%減の73億7,800万円、親会社株主に帰属する中間純利益は0.5%増の49億9,200万円となった。
売上高は伸長した一方、営業利益は前年同期を下回った。積極的な出店やEC強化による成長と、店舗運営に伴う販管費などのコストコントロールの両立が焦点となっている。
同社は上期に34店舗を出店し、17店舗を閉鎖。低価格を軸とするベビー・子ども用品専門店として店舗網の拡大を続けている。公式オンラインストアでも新規会員の獲得を進めており、実店舗だけでなくECを含めた顧客接点の拡大を図っている。
一方、増収ながら営業減益となった点は、店舗ビジネスにおける成長投資と収益性のバランスを考えるうえで注目される。出店数を増やしながら店舗生産性を高め、ECの成長を利益に結び付けられるかが今後のポイントだ。
通期業績予想は据え置いた。低価格志向が強まる消費環境のなか、西松屋が出店・EC・コスト管理をどう組み合わせて成長を続けるかが注目される。
※数値は西松屋チェーンの2027年2月期第2四半期決算短信などに基づく。